穴切大神社を参拝レポ｜ご利益・御朱印・駐車場情報あり

穴切大神社は縁結びに御利益がある3体の神様をお祭りしています。

参道から見るとやや小さな神社のように感じられますが、境内には拝殿の他にも見どころあり。

他の神社ではお目にかかれないサッカーのご利益を授かれる場所もあるので、サッカーファンはもちろん、少し変わった神社を参拝したい方にもおすすめです。

本ページでは穴切大神社の御利益・御朱印・参拝レポートを画像付きでご紹介いたします。

これから穴切大神社を参拝しようと考えている方は是非参考にしてください。

【穴切大神社】参拝時間・御朱印・アクセス情報ほか

お祭り

• 穴切大神社春まつり　4月19日前後の土日
• 夏越大祓　6月30日
• 穴切大神社秋まつり　10月15日、16日

穴切大神社の駐車場情報（約30台）

穴切大神社の駐車場は、境内の参道両わきにあります。

駐車スペースは狭く、白線などもないので、他の参拝者がいる場合は注意しながら車を止めましょう。

• 駐車台数　約30台

穴切大神社（あなぎりだいじんじゃ）とは

穴切大神社は、拝殿奥にある本殿の建築様式から、桃山時代にはあったのではないかと言われており、甲府市の中では数少ない国の重要文化財に指定されています。

甲府の大空襲や大地震などによる被害もあわなかったため、周辺からは難逃れの神社としても知られており、「湖水伝説」という伝説の話では、湖であった現在の甲府盆地を、陸地に変えた3体の神様の1つ、「穴切明神」をお祭りした由緒ある神社とも言われています。

重要文化財である本殿は、拝殿の奥にあるため正面から見ることができません。

ご祭神とご利益

大己貴命（おおなむちのみこと）

少彦名命（すくなひこなのみこと）

素盞鳴命（すさのおのみこと）

穴切大神社の拝殿には縁結びの御利益を持つ神様が3体

穴切大神社の拝殿には、縁結びの御利益を持つ3体の神様が祭られています。

中でも大己貴命（おおなむちのみこと）という神様は、6つの神様と結婚したと言われており、縁結びで全国的にも有名な、島根県の出雲大社に祭られているほどの神様

大己貴命だけでもこれ以上ないほどの御利益が期待できますので、

• 「恋人が欲しい」
• 「いい仕事が見つかりますように」

といったご縁に関わるお願いがある人は、穴切大神社にお参りするのがベストです。

大己貴命は別名 大国主命（おおくにぬしのみこと）と言われています。

【追記】縁切りにも効果絶大

穴切大神社には神社名に「切」という字がはいっていることから縁切りにも効果があるとされています。

悪縁から縁を切ってくれる黒い黒のお守りを授かることもできるようです。

穴切大神社は他にも見どころあり

穴切大神社は縁結び以外にも見どころあり。

江戸時代に造られたという随身門で歴史を感じたり、中には一風変わったサッカーにまつわるものもあるので、参拝ついでに見物していくことをおすすめします。

• 江戸時代後期に建てられた随身門
• カラスの関係で造られたサッカーゴール

江戸時代後期に建てられた随身門

穴切大神社の境内にある随身門（ずいしんもん）は、江戸時代の後期（西暦1794年）に建設されたものです。

横幅はあまりありませんが、ずっしりとした重厚感のある建築物で、周囲の建物とは一線を画した特徴的な姿が見られます。

建てられてからかなりの年月が経っているため、色合いにも歴史を感じます。

この随身門には動物や植物の彫刻などもされているので、穴切大神社に来た際は、ぜひ近くからも鑑賞してください。

【八咫烏】カラスの関係で造られたサッカーゴール

写真にある八咫烏は穴切大神社にお祭りしている神様の使いにもなっています。

この3本足の八咫烏、どこかで見たことあると思ったら、日本のサッカー協会（JFA）のシンボルマークにも使われていますね。

そのため穴切大神社は、サッカーに関わる神社として、オリジナルのサッカーゴールを設置し、子どもたちも気軽に神社に来れるよう工夫しています。

このサッカーゴールは実際に使うことができるので、子どもと一緒にお参りした際は参拝がてらに遊んでみるのもおすすめです。

社務所には珍しいサッカーお守りを授かれる

サッカーとの繋がりを持つ穴切大神社の社務所には、通常のお守りやお札などの他に、全国的にも珍しいサッカーのお守りを取り扱っています。

普段使いとしては、サッカーをしている子どもに渡すのが良いですが、ワールドカップなどのサッカー観戦に使うのもあり。

穴切大神社の境内にあるほこら

穴切大神社の境内には、他にもほこらが存在しています。

安産の守り神　塩釜社

塩釜社は、志波彦大神（しわひこのおおみかみ）という神様が祭られているほこらです。

一般的には浄化にすごい力があるとされている神様ですが、体の浄化にともなって母体を綺麗にできることから、安産の御利益があるともされています。

正一位稲荷大明神

正一位稲荷大明神（しょういちいいなりだいみょうじん）は簡単にいうと、最高ランクのお稲荷様ことで、様々な願いを叶えてくれる神様と言われています。

交通安全の守り神 道祖神社

道祖神（どうそじん）は集落の中心部や道ばたに祭られることが多い神様です。

主に交通安全の神様として知られていますが、「五穀豊穣」や「無病息災」の御利益もあると言われています。

学業成就の天神社

天神社は、学問の神様とされている菅原道真（すがわらのみちざね）をお祭りしているほこらで、受験生には必見のお参り場所となっています。

天神社の真横には、「日本語の美しさを後世に残したい」という神主の思いから、様々な俳句が掘られた石碑も。

俳句の中には感慨深いものも多いので、天神社に立ち寄った際は、一通り目を通していきましょう。

【穴切大神社】Googleローカルの評判・口コミ

住宅街にあるため、交通量も程ほどにはあり一方通行だったりもしますが、中に進むと落ち着いた神社です。
ヤタガラスがシンボルな事からサッカー祈願で参拝に来る方も多い様で、地元のヴァンフォーレ甲府のホーム試合の際にはユニフォームを着たサポーターが祈願してから応援に向かうというチーム愛を見せたりもしてるようです。気さくな宮司さんが御朱印含め、親切に対応して下さいました。

本殿は国の重要文化財です。屋根のなだらかなカーブは横から眺められます。随神門は甲府市の文化財です

年始に厄除け祈願をしてもらいました。宮司さんがとても熱心な方で、神社にハマっている両親の質問に嫌な顔ひとつせず色々とお話しいただき、非常にありがたかったです。

まとめ

穴切大神社は歴史的に価値がある神社で、拝殿には縁結びの御利益を持つ神様が3体祭られています。

中には縁結びで知られる強力な神様も祭られているので、「良い縁に恵まれたい」という人は参拝必須。

一方で縁切りにも効果があるとされていますので、”縁”に関するご利益を授かりたい人にもおすすめ。

江戸時代に造られた建物や、サッカーに関わるものといった見どころもあるので、普段神社に行かない人でも気負いすることなく足を運ぶことができます。

穴切大神社は「ぶらっと足を運べる」そんな神社ですので、ぜひ一度参拝してみてください。

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