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歌舞伎文化公園をレポ|文化資料館の展示品や見所を紹介−市川三郷町

歌舞伎文化公園は、市川三郷町上野地区にある観光史跡スポットです。

歌舞伎文化公園の敷地内にある文化資料館では、市川三郷町をルーツとする市川團十郎や歌舞伎にまつわる展示品の数々を観賞することができます。

本記事では歌舞伎文化公園の文化資料館を軸に、基本情報や展示品を紹介。

歌舞伎を知らない私でも十分に楽しめましたので、市川三郷町で楽しめるスポットをお探しの方は是非参考にしてください。

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【歌舞伎文化公園】基本情報・住所・アクセス

ホームページ歌舞伎文化公園(市川三郷町)
住所〒409-3612
山梨県西八代郡市川三郷町上野3158
電話番号055−272−6200(文化資料館)
055−272−5500(ふるさと会館)
アクセス徒歩 甲斐上野駅より10分
車 増穂I.Cより10分

営業時間・定休日など

営業時間(文化資料館・ふるさと会館)9:00〜17:00(最終入館 16:00)
定休日月曜日・祝日の翌日
年末年始(12月29日〜1月3日)
入場料(文化資料館・ふるさと会館)大人 500円(20名以上 400円)
子供 250円(20名以上 200円)

団体予約受付あり

駐車場(約200台)

歌舞伎文化公園の周囲にはいくつもの駐車場があり、約200台の車を停めることができます。

文化資料館の前にある駐車場は、文化資料館に入場する人のみが利用可能です。

【歌舞伎文化公園】とは

歌舞伎文化公園は、市川團十郎発祥の地とされる、市川三郷町上野地区に建てられた施設です。

この公園には

  • 文化資料館
  • ぼたん園
  • ふるさと会館
  • 森のふれあい館
  • ふれあい広場

といったエリアがあり、鑑賞や散策を楽しむことができます。

市川三郷町上野地区は「市川團十郎発祥の地」

市川宗家発祥の地には諸説ありましたが、笛吹市一宮町の石原家に保管されていた、祖先の家系図や古文書が決め手となり(祖先は戦国武将である武田信玄公に仕え、武功によりこの領地を譲り受けた。)十代目市川團十郎は、市川三郷町上野地区を「市川團十郎発祥の地」と認定しました。

その後、十代目、十一代目は「蹴裂神社」に発祥地としての木標を建設し、十二代目が團十郎を襲名する際には、現在の文化資料館前のぼたん園内に発祥の碑を建てました。

蹴裂神社は歌舞伎文化公園の裏手に位置します。

文化資料館

文化資料館では、歌舞伎や市川團十郎にまつわる展示品を観賞できる見所が、全部で4ヶ所あります。

  • ロビー
  • 第一展示室
  • 3Dシアター
  • 第二展示室

各エリアは自由に移動可能。

常駐されているスタッフに展示物の詳細について教えてもらえたり、歌舞伎の演目とは違った角度から、歌舞伎の魅力や面白さを知ることができます。

歌舞伎を全く知らない人でも楽しく拝観できるので、スタッフさんの説明を聞きながら館内を歩くことをおすすめします。

ロビーには町との関わりを示す市川團十郎の写真や貴重な錦絵が飾られている

文化資料館のロビーには、

  • 九代目の実物大「暫」のパネル
  • ふるさと会館内ホールで「柿落とし」公演時の記念品
  • 十代目、十一代目市川團十郎の木標の建設時写真
  • 「市川團十郎 発祥の碑」起工式写真
  • 記念式典の写真
  • 市川團十郎の錦絵

が飾られています。

錦絵は1874年〜1903年のものがおかれており、中には「明治浮世絵界の三傑」に数えられる、豊原国周(とよはらくにちか)の最高傑作『関ヶ原神葵葉(せきがはらかみのあおいは)』もあり。

写真は、十二代目 市川團十郎が演じた「与三郎」や「助六」、「鎌倉権五郎」の姿や、襲名披露の様子も見られます。

【第一展示室】隈取り・助六由縁江戸桜の舞台などを見る

文化資料館の第一展示室では、

  • 歌舞伎の演目を再現した舞台(助六)
  • 隈取り
  • 十一代目 團十郎が使用した鏡台
  • 歌舞伎ミニチュア模型
  • 七代目團十郎丈筆 自画像
  • 九代目筆の句
  • 押隈(おしくま)

などを観賞することができます。

中でも目を引くのが、十一代目團十郎が助六を演じる、歌舞伎十八番「助六由緑江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」のクライマックスを再現した舞台です。

主人公である助六は、十一代目團十郎の当たり役として知られており、舞台では、十一代目の華やかで風格のある姿を目にすることができます。

十一代目團十郎は、襲名する前の海老蔵時代に「花の海老さま」と呼ばれた人物で、戦後に歌舞伎ブームを起こした花形役者として、今も高い人気を誇ります。

第1展示室ではショーケースに掛けられた押隈(おしくま)も見逃せません。

押隈は、十一代目や十二代目團十郎のものがあり、中でも十二代目のものは、團十郎を襲名する際に披露した「助六由緑江戸桜」で助六を演じた際に取られた貴重なものです。

押隈(おしくま)とは

押隈は、歌舞伎役者が舞台に立つ際にする青や赤などの化粧(隈取り)を、芝居が終わった後に布や和紙に押し当てて取ったもの。

特別な舞台に1つしか入手できないので、押隈は歌舞伎ファン必見の一品です。

3Dシアターで歌舞伎や市川三郷町の風土を知ろう

第1展示室の奥には3Dシアターが用意されており、立体映像を通して、歌舞伎や市川三郷町の風土を知ることができます。

3Dならではの演出もあるので、小さな子どもでも最後まで楽しく観賞することが可能です。

【第二展示室】歴代團十郎のプロフィールやゆかりの品々・歌舞伎の台本を拝観

第二展示室では、歴代の市川團十郎のプロフィールを拝しながら、團十郎ゆかりの品々を観賞できます。

プロフィールでは、各團十郎の歌舞伎界における功績や性格などを知ることができ、それぞれの人物像が明らかに。

歴代の團十郎におけるゆかりの品は、どれも歌舞伎文化公園でしか目にできないものばかりです。

参考

  • 愛用していた皿
  • 死絵(死絵は、歌舞伎役者が亡くなった際に作られた浮世絵です。)
  • 十二代目團十郎襲名時と歌舞伎座100年を記念した太刀
  • 十一代目が着用された海老の絞りの襦袢(じゅばん)や羽織り
  • 100年〜110年前の着物
  • 十一代目の直筆の手紙

100年以上前の貴重な衣装【松王丸の雪持の松】

展示ケースには、歌舞伎の演目の1つ「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」で、團十郎が演じた松王丸の衣装が展示されています。

この衣装は、100年〜110年前の「雪持の松」と言われるデザインのもので刺繍は全て手縫い。

現在では作り手がいないため大変貴重です。

歌舞伎の台本や擬九星 市川系譜・襲名披露時の配り物もあり

また、第二展示室には他にも

  • 江戸時代に使われていた歌舞伎の台本(書き抜き)
  • 擬九星 市川系譜
  • 襲名披露時の配り物
  • 歌舞伎座のカレンダー
  • 女方のパネル展示

などが保管されています。

江戸時代の台本の中には、木版で制作されたものや浄瑠璃台本もあります。

歌舞伎を研究する上で大変貴重な資料となっており、専門職や学者の方々も来館されます。

擬九星 市川系譜(ぎきゅうせい いちかわけいふ)と呼ばれる似顔絵からは、現代にはない浮世絵感のある絵柄で、初代から九代目までの團十郎を拝することができます。

今では手に入らない、襲名時の配り物(十代目や十一代目)では、市川家にも取り入れられた判じ絵(はんじえ)の「鎌輪ぬ」を用いた手拭いや、海老が描かれた扇子(せんす)が見られます。

判じ絵は、江戸時代の末期に流行した、絵から言葉を連想させる謎解きのことです。

拝観後は歌舞伎文化公園のオリジナルグッズを買おう

文化資料館では、ロビーにある売店で歌舞伎グッズを購入できます。

歌舞伎グッズの中には、歌舞伎文化公園のオリジナル商品が多く、市川團十郎 発祥の地に足を運んだ記念品にもなります。

金額も500円からとお手頃なので、歌舞伎ファンや歌舞伎に興味を持った人は是非手に入れましょう。

歌舞伎にまつわる商品

隈取り マスク(オリジナル)500円
隈取り巾着袋(オリジナル)500円
隈取り手拭い(オリジナル)1,000円
隈取りバッグ(オリジナル)1,000円
歌舞伎十八番葉書1枚 80円
20枚セット 1,500円
歌舞伎十八番フォトブック2,000円

歌舞伎文化公園にある施設や建物

歌舞伎文化公園の敷地内には、文化資料館の他にも施設や建物が点在しています。

市川團十郎や歌舞伎にちなんだスポットもあるので、興味がある人は文化資料館と合わせて散策することをおすすめします。

ぼたん園

歌舞伎文化公園内には、市川家の替紋(杏葉牡丹)である「ぼたんの花」を、約100種類2000本植えた「ぼたん園」があります。

毎年の4月下旬には「ぼたんの花まつり」が開催され、園内に広がる色鮮やかなぼたんの花を観賞できます。

市川團十郎発祥の碑

市川團十郎発祥の碑は、1984年に十二代目團十郎により建てられた石碑です。

碑の上部には、市川團十郎宗家の家紋である「三枡(みます)家紋」。

右面には、初代團十郎の「竹抜き五郎」が彫られ、後ろ側には石碑の建設に至った経緯が記されています。

ふるさと会館

ふるさと会館は、歌舞伎座の外観を参考にした城郭風の建造物です。

時期によっては館内の多目的ホールで、歌舞伎の公演などが開催されます。

通常の営業時では、展望台と考古資料室に足を運べます。

展望台からは、目の前に広がる甲府盆地や南アルプスの山々を一望できます。

考古資料室では、市川三郷町で出土した土器や古文書などを間近で目にすることができます。

ふれあい広場

ふれあい広場は、歌舞伎文化公園の左側に位置する公園施設です。

ふれあい公園では、歌舞伎にちなんだ「歌舞伎の砦」と呼ばれる複合型遊具で遊んだり、芝生にあしらわれた三枡家紋を目にすることができます。

【歌舞伎文化公園】Googleの評判と口コミ

江戸歌舞伎の市川團十郎宗家発祥の地である市川三郷の町紹介を3D映像で見る事が出来ます。

資料館では、初代~12代目までの歴代團十郎と歌舞伎の世界について学べ勉強になりました。

学芸員さんが解りやすく丁寧に説明してくれます。歌舞伎は今まで見たことなかったですが興味が湧きました☺️

歌舞伎好きな人は是非訪れて下さい!

ビックリするようなお宝や資料が一杯あります!

まとめ

歌舞伎文化公園は、市川團十郎発祥の碑が建てられている市川三郷町の施設です。

歌舞伎文化公園のメインとも言える文化資料館では、計3つのエリアで

  • 歌舞伎演目の舞台
  • 隈取り
  • 歴代團十郎のプロフィールやゆかりの品
  • 團十郎が着用した衣装
  • 歌舞伎の台本

などの数多い展示品を観賞することができ、歌舞伎の文化や歴史などに思いをはせられます。

また、文化資料館に行くのであれば、スタッフの方に案内してもらうことをお忘れなく。

スタッフの方と話をすれば、各展示品に備え付けられた案内板よりも具体的な情報が聞けたり、歌舞伎文化の面白さを、歌舞伎の演目とは異なる視点から知ることができます。

歌舞伎文化公園は、日本の文化である歌舞伎の魅力を目の当たりにできる、日本有数のスポットですので、歌舞伎ファンはもちろん、歌舞伎を知らない人も是非足を運んでください!

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