山梨県の甲州市には桜の名所である「天龍山慈雲寺」があります。
天龍山慈雲寺には歴史あるイトザクラがあり、春は「慈雲寺のイトザクラ」として有名なお寺ですが、イトザクラを見るまでの道中には他にも様々な花が楽しめるのです♪
今回の記事では天龍山慈雲寺のイトザクラと共に、周囲の花の見どころも写真付きで紹介。
駐車場から慈雲寺のイトザクラまでの道のりを踏まえてお伝えするので、この記事を読めば慈雲寺の色々な花の見どころを見逃すことなく、スムーズに散策ができるようになります。
天龍山慈雲寺は、「1つの場所で色々な花見がしたいなー」という人には特にオススメの場所となっていますので、ぜひ花見の参考にしてください。
この記事でわかること
- 【天龍山慈雲寺】イトザクラの雰囲気
- 【天龍山慈雲寺】イトザクラの見どころ
- お花見を楽しんだ方の口コミ
- 【天龍山慈雲寺】イトザクラの見ごろ時期とおすすめ度
イトザクラの見頃時期は3月下旬〜4月上旬
慈雲寺のイトザクラの見頃は、3月下旬から4月上旬です。
この時期に足を運べば、菜の花なども確実に見ることができますので、他の花が見たいという方もイトザクラを基準に観光に行きましょう。
混雑状況
平日 | なし |
土日祝 | ややあり |
土日祝日はやや混雑しています。敷地内は比較的狭いので、ゆっくりと散策したい方はお昼時を避け、朝方や夕方に観光することをオススメします。
おすすめ度
カップルにおすすめ | 3.0 |
家族におすすめ | 3.0 |
ひとりでも行ける | 5.0 |
天龍山慈雲寺には、ひとりでも気兼ねなく足を運ぶことができます。また、年齢層は高めなので、お年寄りを連れていくと喜んでもらえるでしょう。
【天龍山慈雲寺】住所・アクセス・駐車場情報
公式サイト・電話番号
公式サイト | http://www.sky.hi-ho.ne.jp/jiunji/index.html |
電話番号 | 0553-33-9039 |
住所・アクセス
住所 | 山梨県甲州市塩山中荻原352 |
アクセス | 車 勝沼I.Cより20分 |
駐車場 | 50台(駐車料金 500円) |
天龍山慈雲寺とは
天龍山慈雲寺は、日本史や5,000円札の顔で知られる、「樋口一葉(ひぐちいちよう)」の石碑がある場所として有名なお寺です。
お堂の前にあるイトザクラは、山梨県指定の天然記念物になっており、3月下旬〜4月上旬開花の時期は「慈雲寺のイトザクラ」として多くの観光客を集めています。
樋口一葉(ひぐちいちよう)の石碑
樋口一葉の石碑は、お寺の右脇の道を通ると見つかります。
拝観は無料となっていますので、興味のある方は一度立ち寄って行くと良いでしょう。
【天龍山慈雲寺】イトザクラ+花の見どころ
天龍山慈雲寺の花の見どころは以下の3つの場所です。
名物のイトザクラに向かいながら様々な春の花を楽しみましょう。
- 【駐車場〜お寺の門】桃の花や菜の花
- 【お寺の門〜お堂の前】桜とハナモモ
- 【天然記念物】樹齢300年以上の慈雲寺のイトザクラ
【駐車場〜お寺の門】桃の花や菜の花
天龍山慈雲寺の駐車場は、お寺の門から見て右側にあります。
イトザクラが開花している時期は、駐車料金が500円(前払い)が必要となりますので、到着前にお金を用意しておくと便利。
駐車場に車を止めて左側を見ると、近くの農園に広がる桃の花を見ることができます。
大きい範囲で桃の花が見れるのは山梨県ならでは。
桃の花独特の濃いピンク色が素敵なので、桜の色と比べてみるのも面白いです。
駐車場から少し下ると、お寺へと続く道に入ります。
お寺までの通路は少し狭い道になっているので、人との接触には注意しましょう。
左側を見ると、黄色に輝く菜の花がお目見え♪
「菜の花畑」という言葉がふさわしいと思うほど、菜の花がびっしりと咲き乱れています。
お寺の敷地内に咲いた桜のピンクと合わせて見れるのも高ポイント!
他の場所ではなかなか目にすることができない景色が目をうばいますね。
左側には脇道があり、ちょっとした農産物などが売られています。
ころ柿や草もちといった食べ歩きに適したものもあるので、菜の花畑を観覧しながらお腹も満足させちゃいましょう。
- ころ柿 100円
- 草もち 100円
- 桃ジャムビン詰め 500円
【お寺の門〜お堂の前】桜とハナモモ
菜の花畑をひとしきり見た後は、いよいよお寺の門をくぐります。
正面の道を歩いて行くとそのままお堂に着いてしまうので、門をくぐったら左側の通路を歩いて行きましょう。
通路を歩いて行くと、すぐに桜の木が見えてきます。
比較的小さい桜の木ですが、色合いはバッチリ。
周りがすっきりしているので、桜の木だけを集中して見ることができ、日陰で暗くなることもないので、写真を撮るのにも絶好のスポットです。
桜の木のワキを見るとハナモモを目にすることができます。
ハナモモは観賞ように改良された桃のため、実際に食べることはできませんが、小さくて可愛いらしい花を咲かせます。
ハナモモの見頃は4月中旬〜5月上旬と言われていますが、気候の関係からか天龍山慈雲寺では4月上旬でも花弁を確認!
桜とハナモモの2つを同時期に見られるのは珍しいので、桜とハナモモだけを見に来るだけでも充分な価値があるでしょう。
【天然記念物】樹齢300年以上の慈雲寺のイトザクラ
お寺のお堂の前にどっしりと構えているのが、名物の「慈雲寺のイトザクラ」。
樹齢は300年を超えると言われており、山梨県の天然記念物にも指定されています。
糸のように垂れ下がった枝と花びらがとても美しい。
お寺と桜の情緒ある風景に、カメラのシャッターを押す手にも自然と力が入ります。
横から見るとイトザクラの高さをしっかりと感じることができます。
お寺よりも高い長さに思わず「大きいなー」と声が漏れてしまいます。
枝も四方八方に広がっており、見る角度によって違った印象を受けるので、様々な角度から観覧すると良いでしょう。
花びらの色は薄いピンクで、誰もが想像する桜色をしています。
花びらの量も多いので、近くで見ても大満足。
細い枝が多く下に下にと伸びているので、イトザクラと言われる由縁を身近でよく感じることができますよ。
【慈雲寺のイトザクラ】Google上の口コミと評判
足元まで垂れ下がるイトザクラが美しいです。
駐車場は普段は無料ですが、桜の時期は有料になります。
しだれ桜は見応えがありますね!わざわざ見に行ったかいがあります。隣接している菜の花畑も見事でした!
桜キレイ!すごい迫力で感動しました。
混雑していたけど、また見に来たいと思いました。
桜の大木からパワーをもらった気がしました。
満開の時期はイトザクラがライトアップ
イトザクラが満開になる数日間は、日没から21:00までの間、イトザクラのライトアップが開催されます。
その年によってライトアップの日は異なりますので、「ライトアップを絶対見たい!」という方は、天龍山慈雲寺にライトアップの予定日を電話確認。もしくは公式サイトで情報をキャッチしましょう。
まとめ
天龍山慈雲寺の3月下旬〜4月上旬は、様々な春の花を楽しむことができます。
天然記念物のイトザクラはもちろん、菜の花畑なども綺麗なので、花見をしているだけで時間が経つのもあっという間。
天龍山慈雲寺でしか見れない情緒ある春の景色が楽しめるので、色々な春先の花が見たい方はぜひ一度足を運んでください。
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