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富岳風穴の見どころ・注意事項を写真付きで4つ紹介|口コミあり

※本ページはプロモーションが含まれています

青木ヶ原樹海の緑に囲まれた場所に位置する『富岳風穴(ふがくふうけつ)』。

富岳風穴は実際に散策できる洞窟の1つとして、山梨の人気スポットに数えられており、シーズン問わず多くの観光客が押し寄せています。

山梨県民としては身近なだけになかなか行く機会がなかったのですが、県民として一度は行かなければならない。ということで今回行ってまいりました!

本記事では実際にいって感じた富岳風穴の見どころを画像つきで4つご紹介いたします。

実際に富岳風穴に行った方の口コミと評判もご紹介いたしますので、最後までお見逃しなく。

この記事でわかること

  • 富岳風穴の見どころ・注意事項
  • 富岳風穴に行った方の感想や口コミ

富岳風穴の住所・アクセス・駐車場情報ほか

公式サイト富岳風穴
住所〒401-0332
山梨県南都留郡富士河口湖町西湖青木ヶ原2068-1
アクセス車 中央自動車道河口湖I.Cより約25分
電車・バス JR富士急行線河口湖駅よりバスで20分
バスで富岳風穴停下車
電話番号0555-85-2300
駐車場(無料)バス 10台
普通車 150台
英語・中国語表記あり
洞窟内アナウンス英語・中国語・タイ語あり

料金

  • 一般 大人 350円
  • 小人(小学生)200円

団体15名以上

  • 大人 250円
  • 小人(小学生)200円
  • 学校(中・高)200円
  • 学校(小学生)100円

富岳風穴・鳴沢氷穴セット券

  • 中学生以上 600円
  • 小学生 300円

*富岳風穴と鳴沢氷穴どちらも行かれる方のみ

富岳風穴(ふがくふうけつ)とは

風穴とは、「洞窟の内外で生じる気温差や気圧差により風の流れが生じ、洞口(洞窟の開口部、出入り口)を通じて体感的に速い大気循環がある洞窟の一形態である。」

引用:Wikipedia | 風穴

富岳風穴は青木ヶ原周辺にある風穴の中でもっとも大きい風穴。高低差が少ない横穴を周遊でき、歴史的にも価値がある自然が生み出した天然記念物の洞窟です。

メモ

上の写真は『森の駅 風穴』です。風穴入口はここから奧へと歩いて約2分のところにありますが、車、バイクなどの駐車、トイレの使用はこちらの森の駅でおこないます。

所有時間・注意事項

まず富岳風穴の所有時間や、注意事項など、事前に知っておきたい情報をお伝えします。

富岳風穴内の情報

  • 所有時間 約10分~15分
  • 階段 出入り口に65段あり
  • 総延長 201m
  • 天井の一番低い所 120cm
  • 平均気温 約3℃

注意事項

・頭上に注意

富岳風穴内の天井は一番低い所で120cmです。頭をぶつける可能性がありますので注意してください。

*チケット売り場にはヘルメットが用意されていますので、入洞時には着用して行くのをオススメします。

・滑りやすいので注意が必要

水滴などにより地面が滑ることも考えられます。足元には細心の注意を払いましょう。

・温度差に注意

富岳風穴内外の気温差は20度近くになります。年配の方や心臓などに障がいがある方は注意が必要です。出入り口で不安を感じたら引き返しましょう。

・ペットの入洞は不可

富岳風穴は国の天然記念物のためペットの入洞は許可されていません。

※洞内の氷は、気候や洞内の温度の関係などにより、一年中観れるわけではありません。

氷を是非観たい。という方には春〜夏をオススメします。

富岳風穴の見どころ・注意事項を写真付きで4つ紹介|口コミあり

さっそく富岳風穴に向かっていきます。

富岳風穴は国の天然記念物とされているだけあり、洞内に入る前から自然の偉大さを感じることができます。

そして富岳風穴に入ってみて感じた見どころは以下の4つ!

  1. 氷柱
  2. 3種の溶岩
  3. 天然冷蔵庫
  4. 銀色の光苔

①昔々の産業を垣間見る『氷柱』

残念ながら時期の関係で氷が溶けてしまっていますが、本来であれば多くの氷柱が観られる場所です。

この付近の氷は昭和初期まで関東一円に出荷されてたという歴史もあります。

昔は今のように氷を人為的に大量生産できたわけではありませんから、氷柱は重宝されたことでしょう。

②溶岩によって形成された天然物

富岳風穴には溶岩で形成された様々な紋様を見ることができます。

溶岩鍾乳石(ようがんしょうにゅうせき)

洞窟の天井から垂れ下がってつららのまま固まった溶岩のことで、溶岩鍾乳(ようがんしょうにゅう)とも言われています。

縄状溶岩(なわじょうようがん)

溶岩が流れた際、先に冷えた溶岩の後に、次々と押し寄せてきた溶岩がやってきて生じた溶岩表面の縄状模様です。

溶岩棚(ようがんだな)

冷え切らなかった表層の溶岩が巻き落ちたことによってできた棚状の形態です。

同じ洞窟なのに進むたびに別の紋様をしている富岳風穴内の見どころのひとつです。

③洞窟を利用した人間の知恵『天然冷蔵庫』

富岳風穴は年間を通して一定の低温度を維持しています。近代以降はこの環境を利用して、養蚕(ようさん)や樹木種子の保管にも使われてきました。

養蚕(ようさん)とは繭(まゆ)を取るために、蚕(かいこ)を育てることです。

・養蚕、量産。風穴効果

蚕が造る繭は絹の繊維なので、絹の生産のためにも養蚕は必須です。しかし、蚕の卵は春頃に孵化(ふか)するので、養蚕は年に1回、できても2回と限りがあります。

絹の生産を高めるために何か方法はないかと考えたすえ、明治中頃に蚕の卵を涼しい場所で保管し、孵化の時期を調整するという技術が生まれます。

風穴はその時より蚕の卵の保管先として利用され、養蚕の回数を年に3〜4回に増やすことができるようになりました。

これにより絹の生産量は飛躍的に上昇したと言います。風穴は産業的にも大きな役割を果たしていたんですね。

樹木種子の貯蔵

富岳風穴の天冷蔵庫には樹木種子の貯蔵もされています。

昭和30年〜40年頃までヒノキ、アカマツ、スギなどの種を密閉した缶の中に入れ、種の命を長く維持しつつ、発芽率をあげる目的として保管されていたそうです。

ここで保管された種は、毎年の春に出荷され、各地で苗に育てられた後、2〜3年後には山に植えられ木材の生産と、緑化に役立ってきました。

一年中、低温度を保てる風穴だからこその技術ですね。

自然を育むお手伝いをされていると考えるのが正しいでしょうか。昔の人の知恵と風穴という天然記念物の関係に頭が下がります。

④銀色の『光苔』

光苔という名前から苔自体が発光しているのでは。と考えがちですが、実はレンズ状の細胞が暗所に入ってくる僅かな光を反射するため、苔自体が光っているように見えているそうです。

通常、洞窟内の光苔は、エメラルド色に反射すると言われていますが、この光苔は銀色に反射するため、光苔の中でも大変珍しく貴重とされており、洞窟内に住む見えない微生物の餌としても重要な役割を果たしています。

まさに富岳風穴でしか見れない資料としても貴重な光苔ですね。

お土産や、飲食はココ『森の駅 風穴』

富岳風穴のチケット売り場の前には『森の駅 風穴』があります。

山梨の定番お土産から、ここでしか買えないもの、トトログッズなどもあります。(まさかとは思いますがトトロが住みついてるのでしょうか。いてもおかしくありません。)

オススメはこちらの富士山まんじゅう。甘くて散策し終わった体に丁度いい。100円で2コ入り

風穴に行く前には必ず通る場所なので一度立ち寄ると良いですよ。コインロッカーもありますので荷物が気になる方は利用しましょう。

富岳風穴に行った方の感想・口コミ(Google)

自然の驚異を見られる場所だと思う。樹海の中にあり、階段を下りて洞窟の中へ入るようになっている。濡れていて滑りやすい上に、所々天井が低くなっているので頭上注意。夫は何度か頭をぶつけていた。冬場はつららが見られるらしいのだが、10月はただ寒いだけだった。

氷穴に比べると倍以上の広さがあり、余裕を持って見て回れます。
氷穴はアトラクション、風穴は資料館、というのが、率直な感想ですね。

観光するなら、氷穴/風穴/東海自然歩道、とセットで回ると良いと思います。
混雑状況にもよりますが、2〜3時間もあれば、ひと通り回って戻ってこれます。
一箇所のみでは、ちょっと消化不足ですかね…

まさに地底の冷蔵庫。約0度の冷空間が待っている。夏はひんやりと楽しめるだろう。ひとつ大変なのが階段が多いところだろう。みんな息を切らしている。自然が生んだ遊び場なのでそれも受け入れて楽しんで貰えたらと^^

まとめ

今回は富岳風穴の見どころをと4つご紹介いたしました。

夏場にいってもヒンヤリしていて、見るべきポイントも多いので、夏場の観光に特におすすめです。

近くには「鳴沢氷穴」「コウモリ穴」もありますので、一緒に観光してみてください!

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