山梨県の富士川町には、築150年以上の旧蔵(きゅうぞう)を利用した「酒蔵ギャラリー六斎」というお店があります。
実はこの酒蔵ギャラリー六斎の中には、カフェスペース「カフェ コクリコ」があり、蔵の雰囲気が残る店内で、ゆったりとティータイムを満喫できる知る人ぞ知るお店となっています。
まだまだ知らない人も多いので、カフェ コクリコは穴場のカフェスポット。
今回の記事では酒蔵ギャラリー六斎全体のお店の外観、カフェ コクリコのメニューや店内の雰囲気などを写真付きで紹介していきます。
【酒蔵ギャラリー六斎】カフェ コクリコの営業時間・定休日
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 火曜日 |
座席数 | 約10席 |
喫煙 | 全面禁煙 |
電源(コンセント)/Wi-Fi環境
コンセント | なし |
Wi-Fi | なし |
住所・アクセス
住所 | 〒400-0501 山梨県南巨摩郡富士川町青柳町1202−1 |
電話番号 | 0556-22-6931 |
アクセス | 車 増穂I.Cより約5分 |
駐車場 | 12台(一般車のみ) |
駐車場情報
駐車場は周辺店舗と共同です。
1時間以上は駐車禁止となっていますので、利用時間には注意しましょう。
【酒蔵ギャラリー六斎】カフェ コクリコとは
カフェ コクリコは、明治時代から使われていた「萬屋醸造店(よろずやじょうぞうてん)」の味噌蔵(味噌を貯蔵しておく蔵)を改装した、酒蔵ギャラリー六斎内にあるカフェ店です。
明治時代の名残があるため、他では感じることができない和テイストのカフェスポットとして支持されています。
萬屋醸造店(よろずやじょうぞうてん)は、お酒や味噌、醤油を製造していた蔵元です。
現在では甲斐の銘酒と言われる「春鶯囀(しゅんのうてん)」の製造元として世界的に知られています。
【酒蔵ギャラリー六斎】カフェ コクリコの外観
カフェ コクリコは、酒造ギャラリー六斎の中にあるお店のなので、外見は酒造ギャラリー六斎と同じです。
お城を思わせるような壁の模様が印象的。
パッと見だとカフェがあるようには思えませんね。
入り口前には門が構えています。
営業時間外や定休日には門がしまっているので、門の開閉でお店がやっているのかも判断することができますよ。
門をくぐると小道が現れます。
植木などの手入れがしっかりとされており、ちょっとした小京都を感じさせてくれます。
左側にある階段を登るとお店の入り口がお出迎え。
左右にお店の入り口があり、左側は「酒造ギャラリー六斎」右側は「カフェ コクリコ」入り口となっています。
入り口は別ですが、店内は繋がっていますので正直どちらから入っても大丈夫。
カフェ コクリコの入り口脇には、タルに乗せられたCAFEプレートがあります。
独特な和の雰囲気が可愛いですね。
カフェ コクリコ店内の様子
入り口を入ると大きなテーブル席が設置されています。
よく見るとテーブルの正体は大きなトビラであったことが発覚!
インダストリアルな造りで男心もガッツリつかみます。
テーブル近くの棚には、昔の酒ビンなども展示されています。
明治、大正といった古き日本のオーラを感じます。
骨董好きにはたまらない展示品ですね。
足元には酒造りに利用されていた、古いオケなどの道具が置かれており、まさにお酒を造っている蔵元ならではのインテリアですね。
それぞれの道具の名称や使い方も知ることができるので、じっくりと見てみるのも面白いですよ。
和室の利用は現在不可
カフェ コクリコは以前、和室のカフェスペース(別館)も利用可能だったそうですが、建物の老朽化に伴い現在では利用を停止しているとのことです。
ちなみに利用できなくなった別館の写真がこちら。
その昔、文才家である与謝野晶子(よさのあきこ)が宿泊した部屋としても知られており、庭園を眺めながらくつろげるカフェスペースとして人気があったようです。
別館の利用ができなくなったことで座席数が少なくなったので、状況によってはテーブル席での相席も考えられます。
【カフェ コクリコ】のメニュー
カフェ コクリコは前払いシステムとなっています。
メニューが決まったら、レジにて注文と支払いを済ませましょう。
ドリンクメニュー(各種550円)
- ホットコーヒー
- 抹茶ラテ(南部町の抹茶トッピング)
- 紅茶 HOT・ICE(富士川町のゆず果汁添え)
- ゆずドリンク HOT・ICE(富士川町のゆず使用)
- ゆずソーダ(富士川町のゆず使用)
- など
ケーキセットは770円。
ドリンクにパウンドケーキが2つ付く、お得でお腹にもたまるメニューとなっていますので、ちょっとした軽食にも利用できます。
その他のメニュー
- 大吟醸アイス:324円
- 酒米と酒粕を使ったパン(週末限定の商品):130円
- など
カフェ コクリコのゆずドリンクとケーキセットを実食
今回はゆずドリンクのHOTと、パウンドケーキを2つ(ケーキセット(770円)を注文。
パウンドケーキは、レーズンなどのドライフルーツが入った物と、富士川町産のゆずが混ぜられた物の2つがお皿に乗ってきます。
粉砂糖がいっぱいで美味しそう。
厚みのあるお皿も雰囲気があっていいですね。
レーズンは甘みが強く、ゆずが入ったパウンドケーキは、ゆずの果肉と程よい酸味を楽しめます。
それぞれの味の特徴をはっきりと堪能できるのが嬉しい!
厚みもあるので、おやつにはもってこいのケーキです。
最後にゆずドリンクのHOTをいただきます。
ゆずドリンクのHOTは、地元の富士川町のゆずが使われていることもあり、新鮮で強いゆずの香りを感じることができます。
ゆずの味が強く甘みはほとんど感じないので、甘みが欲しい方は備え付けの砂糖を利用しましょう。
砂糖を入れると、ゆずの酸っぱさと甘みをバランスよく味わうことができます。
体もポカポカとして最高。
ビタミンたっぷりで体にもいい効果が期待できます。
【酒蔵ギャラリー六斎】買い物やイベントも豊富
今回はカフェ コクリコにスポットを当てて紹介しましたが、酒蔵ギャラリー六斎では製造酒である「春鶯囀(しゅんのうてん)」のお酒や関連商品を幅広く取り扱っています。
時期によっては展示会やワークショップなども行っていますので、カフェ コクリコに来た際は一緒に立ち寄ってみましょう。
思いがけない出会いがあるかもしれませんよ!
まとめ
カフェ コクリコは、蔵の雰囲気漂う「和」が魅力のお店でした。
雰囲気だけでなく、カフェ コクリコならではのメニューも楽しめるので大満足。
「酒蔵ギャラリー六斎」が主体で知られているので、ちょっとした穴場的なカフェスポットであるのも嬉しい。
混雑もないので、富士川町に行った際はちょっとした隠れ家として利用してみてください。